1日目 基調講演、シンポジウム より

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 学会の1日目は、数多くの発表、院生フォーラム、プロジェクト研究、記念演奏、そして、デイビッド・エリオット氏の基調講演、シンポジウムなど盛りだくさんの日程でした。

 

 「ミュージッキング:原点からの音楽教育」という学会テーマにふさわしく、エリオット氏の講演では、音楽と教育に関わる根源的な問いに対して批判的かつ論理的な答えを教師それぞれが求め続けなければならないことを再認識させられました。

 また、シンポジウムでは、普段なかなか語られることのない本音の部分から音楽科の意義についてシンポジストからなげかけられ、大変刺激的で興味深い内容となりました。大学という学術的な場で、研究者という立場の集まりだからこそ、批判的で自由に意見の交換をしなければならないことを再確認し、それができる幸せを感じると同時に、今後の展望へつなげなければならない重責も感じました。